2021年4月19日月曜日

69.東京新聞18日(日)佐藤正明さんの漫画大傑作!

 * 18日東京新聞1面に載った佐藤正明さんの漫画大傑作!彼の政治漫画はいつもどれも傑作で、大笑いさせられますが、昨日18日のは中でも大傑作!何度見ても大笑い!!!菅首相のアメリカ訪問をこんな形で批判というか揶揄できるのは、さすが。漫画という方法で権力を笑いのめすのも、大事ですね。

「はじめてのおつかい」というタイトルの8コマ漫画です。

1コマ目 スガ坊やはじめてバイデンおじいちゃんのところにおつかいに行くのです。小さなリュックを背負って、ポリ袋みたいなものをぶら下げてトコトコ歩いて行きます。

2〜5コマ目 ところが途中で怖い顔をした習近平おじさんに3回も出会って、(ベンチに座っていたり、前から犬を連れて歩いて来たり、ランニング姿で後ろからスガ坊やを追い抜いて行ったり)

6コマ目 スガ坊やは怖くなって、とうとう座り込んで泣いちゃう。そこに優しそうなおばさんが来て「どうしたの」と声をかけ「そう.......バイデンおじいちゃんのとこ行くの.......」と慰めているところに、

7コマ目 また後ろから習近平おじさんが自転車に乗ってやってくる。びびるスガ坊やに、おばさんが「気にしなくていいのよ ホラもうすぐそこよ」と指差しスガ坊やを連れて歩き出す

8コマ目 すぐそばの家の前でバイデンおじいちゃん「おおヨシ!!」呼んでいる。駈け出すスガ坊やおばさんは手を振って「おばさんのことも伝えといてね!」と言い、スガ坊やは振り返って大きな声で「うん!」と言う。

漫画を文章で表すのって難しいし、興ざめですよね。特に佐藤さんの漫画は、似顔が実に上手なんです。優しそうなおばさんとは誰のことか、絵を見ればすぐにわかるのですが、ここで種明かしはしません。絵を見なくても「おばさんのことも伝えといてね!」という言葉からお分かりですよね。「うん!」と言ったスガ坊や、果たして優しそうなおばさんのことをちゃんと伝えたでしょうか?