*7月3日のNo.169「一寸先は闇」で、私は安倍晋三前首相の「反日的な人たちが五輪に反対」(「月刊Hanada」誌での発言)をとりあげたが、今日、7月8日東京新聞朝刊「こちら特報部」も大きく取り上げた。
* 以下はブログ「一寸先は闇」の結語部分。
アベは枝野氏批判で、一方的な批判に終始するなど、インタラクティブ(双方向)な議論を避ける特徴があると言ったというが、それは自分のことでしょうが。だいたい安倍晋三という人物は議論を避けるどころか議論ができない。「ご飯論法」の人だもの。アベ批判をしろと言われればいくらでもできるけれど、時間がもったいない。
*今日の東京新聞「こちら特報部」の
見出しとリード部分*
<レッテル貼り安倍さん健在>
<「反日的な人たち五輪開催に反対」>
<共産党など名指し批判>
<「非国民」と同義で使用>
<「こんな人たち」強気一辺倒の自説>
<コロナ不安の民意 切り捨て>
<異論排除 民主主義の危機>
「月刊 Hanada」8月号に掲載された安倍晋三前首相の発言が物議を醸している。東京五輪に対し「反日的」な人たちが開催に強く反対しているというのだ。各種の調査によると、いまでも五輪の中止を求める人は三割ほどになる。反日ではなく、コロナへの素朴な不安の表れではないのか。今回に限らず、レッテルを貼って批判を切り捨てる安倍さんの手法には批判が強い。(石井紀代美、中山岳)
*記事の中での駒沢大の山崎望教授(政治理論)の発言の一部
「意見の異なる相手と議論して合意を図ることが、政治の現場で成り立たなくなりつつある。このまま放っておけば、民主主義が壊れていく恐れすらある。安倍さんの今回の発言は危機を象徴していると言え、過去の失言とは比べられない危うさをはらんでいる。見過ごしてはならない」
😡「一寸先は闇」は言う1日も早くオリンピック中止宣言を😡