2021年7月18日日曜日

NO.190 この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体 青木理・安田浩一著

*きのうは、帯に書かれた「まえがき」よりを紹介しました。今日は目次を紹介します。目次を見て読んでみたいと思ったら、是非購入を。900円(税別)です。私は本を買うのが好きなので、900円はお買い得と思いますが、もったいないと思われる方もあるかな。ま、とにかく目次を。第一章から第四章まであり、安田さんの「あとがき」があります。きょうは、「まえがき」から第二章まで。あすは第三章、第四章と「あとがき」です。

 まえがき 切り捨ての時代を招いたもの 青木理

 第一章 

  対韓感情悪化の源流と 

  それをもたらした日本社会の構造的変化

      深まるメディア不信

      学術会議問題と天皇機関説事件

      異端排除の独裁手法

      税金の使途に過敏に反応する世論

     「反日活動に公金投入は許さない」

      山口組系右翼団体までが動員された

      シンパシーを感じ、毒されていく

      山手線の一両に一人はいる

      一方的な愛情があれば侮辱してもかまわないという論理

      K-POPファンに「韓国批判」を語らせようとする倒錯

      日本人が朝鮮半島の被害者になった瞬間

     「嫌いなコメンテーター」三位に

      嘲笑や罵声、なんでもありのバックラッシュ

      嫌韓の源流が「過去最高に良好な日韓関係」という皮肉

      在日コリアンへの偏見とエリート層への反発

      歴代自民党政権は北の犯行と認識していた

      対日感情の世代的、経済環境的変化 

 第二章 

  友好から対立へ 日韓それぞれの事情

      自民党が決定的に変質した光景

      右翼にとって韓国は同志だった

      安倍晋三一族と在日コリアンの濃密な関係

      日韓地下水脈と岸信介

      日韓友好が対立へ転換した背景

      プーチンやアメリカには反応しない

      上から見下し、かつ下から見上げる差別

      新たな韓流ブームは何を生むか

      女子高性とネトウヨのバトル

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