2021年7月15日木曜日

NO.187.梅干し作り (友人の便り)

 😏目下の楽しみは梅干し干しの日が来ること!

第1便
   梅干しが好きでもないのに、もう4回目。原動力は漬け始めに香る、梅のなんともたおやかな香り。清々しく、青く、心洗われる想いのする香りです。それと土用干しの作業。梅からでた液体にどっぷり浸かっている梅を、羊水から出すような思いで、ひとつひとつ笊に間隔を空けて並べ、梅雨があけた悦びに弾けるような陽射しをくれるお日様にあてます。三日間は夕方とりこみますが、三日めの夜は夜干しをします。夜露に当てる、といいますが、何故なのかは解らない。解らないことをするのも楽しい。昔からの女たちの知恵の集大成。
   始めは、鰹節だの赤紫蘇だののまぶされていない、塩だけの梅干しが食べたくて、探したけれど
無いから、自分で漬け始めました。
  意外に簡単で、黴もせずできたので、調子に乗って今年は三キロ漬けました。しかも塩分を15%まで落としてみましたが、今のところ黴は出てません。
かわいいかわいい梅干しちゃん、出来上がったらよろしければ進呈致します、2、3粒ですが。      (7月13日)
第2便
   今朝、梅干し漬作業途中の梅干しさんたちに毎朝の挨拶をしたら、白黴らしきものを発見。初めてのことなので、半信半疑。しかし3袋の2袋が昨日までと違う様子。
   で、常識は疑った方がよいと思うので、黴かどうかの見きわめと、黴に皆さんどう対処しておられるのかを、ネット検索してみました。
   まあ、白黴であろうとは思いましたが、白黴に対する考えはやはり様々で、鬼じゃ蛇じゃと皆殺し派が多数ですが、ぽつりぽつりと、毒ではないのだからそのまま食べちゃうという意見もあり、楽だし同感なので後者に同調。このまま様子をみることにします。
    また報告致します。いきもの相手は、人間相手より面白いです。
    あと2週間、無事で土用を迎えられますように。(7月14日)