😡 今日の投稿(NO.189)「友の便り(せっちゃんのたより)」で、和光学園のいじめ問題に関する内容を書いたが、今日の東京新聞夕刊に、関連記事が載っている。
7面に<五輪冷評>として、①「ワシントン=共同」と②「ニューヨーク=共同」の二本の記事が載った。
① 「完全な失敗に見える」米紙
米紙ワシントン・ポスト電子版は17日、開幕を23日に控えた東京五輪について、これまでのところ「完全な失敗に見える」と指摘し、1964年の東京五輪のように日本に誇りをもたらすことは期待できないと伝えた。新型コロナウイルス流行の影響で国民に懐疑論が広がり、当初の五輪への熱気は敵意にすら変わっていると報じた。
同紙は64年の東京五輪について、日本が敗戦から立ち直ったことを象徴し、インフラ整備も進んだと説明。「これに匹敵する続編を作るのは当初から難しかった」とし、今回の五輪は首都圏での無観客開催が決まったことで経済効果も期待できないとした。
五輪関係者が利用する東京都内のホテルが新型コロナ対策として館内エレベーターに「日本人専用」「外国人専用」と掲示したことなどを挙げ、日本の「おもてなし」を示すはずだった五輪は「内向きで外国人を警戒する別の日本人像」を浮き彫りにしたと伝えた。
② 小山田さんいじめ問題 米「醜聞」相次ぎ報道
東京五輪の開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田圭吾さんが過去に雑誌のインタビューで学生時代のいじめについて告白していた問題で、米メディアは「五輪を悩ませる最新のスキャンダル」などと相次いで報道、小山田さんの謝罪後もインターネット上での非難は収まっていないと伝えた。
米国内で五輪放送権を持つNBCは「このような差別的で暴力的な行為をした人物が五輪やパラリンピックに関わる資格はあるのか」と批判するツイッターの投稿を紹介。小山田さんは謝罪したが、ネット上では「許されているとは言いがたい状況だ」と分析した。
AP通信も、小山田さんの行為は「多様性と人権擁護という五輪の原則に違反している」とする専門家の見方も伝えた。
😡 毎日新聞夕刊は、2面の「特集ワイド」でデーブ・スペクターさんの論考を。
* 見出しとリード部分のみ載せます。内容は新聞紙上でお読みください。*
東京五輪で見えたもの
IOCのからくりにメス
大幅に超えた予算 色こい政治色
開催ありきで前のめりな国際オリンピック委員会(IOC)のスタンスに不快感を覚える日本人は多いかもしれない。国内では政治家の問題発言や大会組織委員会の不手際もあった。開幕を目前にしてなお、すっきりしないのはなぜなのか。放送プロデユーサーのデープ・スペクターさんと考えた。
* このブログ投稿後に小山田さんが辞任したことを知りました。
なんと申しましょうか(このセリフ懐かしいでしょ!?)ま、今回の五輪は「どうしようもないデタラメ五輪」として末長く語り継がれることでしょう。(プロテアナオコ)